ふくい「すし」の特色 


  福井県は関東と関西がまじっています。しかし、魚を中心としたネタの良さは全国有数の美味しさが自慢です。
それだけに、「すし屋」単独ではなく、肴や料理・刺身も出せる割烹タイプの「すし屋」が目立ちます。お客の要望に応えようという心意気とネタには自信ありという自負があるからでしよう。
安心して美味しくたべるには、まず一人前をたのむこと。その店自慢のネタのオンパレードだからです。もっとたべたくなったら値段を遠慮せずに聞いて注文することです。
そして何よりも大切なことは、気軽に「すし」職人とお話してください。「すし」は昔からコミニュケーションが粋



天


 福井県ほど春夏秋冬が明確にわかる所はありません。とりわけ冬の厳しさと春がいっせいに花開く時の景色の美しさは絶品です。自然と大地の声がハッキリと聞こえてきます。
この痛い程厳しい自然界の条件が、福井県の海・里・山から採れる食べ物を美味しくしてくれるので しょう。
雪とは違う“天からの贈り物”があるように思います。

水


美味しい地酒が可能な条件に「水」があげられます。「米」はもちろんですが、伏流水としての水がポイントとなります。醸蔵元の団体である福井県酒造組合連合会の話によると、九頭竜川を始めとして県内には上質の伏流水が豊富にあり、それが福井の地酒を美味しくしているそうです。人間の暮らしに必要な「水」は、酒にとっても必需品なのですね。

米


さすがに福井県人はコシヒカリが福井県生まれの特産品種だということをよく知っています。しかし他県の人は、コシヒカリのコシを越前のコシではなく、越後のコシと思い違いしているケースが案外多いのです。
福井県で酒米として知られているのは「山田錦」や「五百万石」など。厳しい自然と恵まれた大地、そして美味しい水から生まれる福井県の「米」なのです。

肴


巻きずしに「そばずし」というものがあります。福井特産のそばを使った味は格別のものです。これを「酒の肴」にする人なんて、なかなかの“通”ですね。またこのそばと酒がぴったりな美味しさのハーモニーを醸しだしてくれるのです。
福井県の風土が生んだ伝統的な郷土料理を肴に地酒を飲み干すなんて、まさに至福の境地です。酒が美味しくて肴が美味しくとくれば....

地


福井県生まれの美女は、しばしば「水仙」にたとえられます。厳しい自然に耐えられて楚々と生きる美しさからきています。なるほど、美人が多いですよね・・福井県って・・。ミス・すいせん、ミス・フェニックス、ミス・めがね、古城美人、ミス・コシヒカリ・・どれだけの“ミス美人”がいるのでしょうか。ただひとついえるのは、福井の地で生まれ育ったこと。

酒


10月1日は「日本酒の日」11月1日は「すしの日」です。どちらもとりたててコレという理由はありません。いってみれば、季節の旬を大事にしていること。10月1日は米の収穫の嬉しさと感謝がありますし、11月1日は晩秋の趣ありで、冬の味覚の登場宣言です。季節や旬を大切のする「すし」「酒」、春夏秋冬鮮やかな福井県うれしい限りですね。


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