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旬のおいしさ大解剖【富津かんしょ】

青果部

kanshoサツマイモの旬といえば秋ですが、富津かんしょはその美味しさを1年中維持しています。その秘密は、キュアリング貯蔵法にあります。

キュアリング貯蔵法とは、収穫後に12℃で貯蔵し、サツマイモを休眠させる方法で、休眠により成長が止まるため、雑菌の進入も防止でき、1年を通して旬の味を保持できます。

肥料は有機質のものを使用し、サツマイモの出来具合を見て試験を重ね、毎年微妙に変えています。さらに今はバイオテクノロジーで、前年に収穫した最高の種芋から苗を作り、より一層の高品質を目指しています。

自然と生産者の努力、最高技術が結集した富津かんしょは、上品な甘さと適度な水分がギュッと詰まり、焼き芋にすれば、こうばしい香りが食欲を誘います。

最近では、県内外の料理人やパティシエからも注目を集め、惣菜だけでなく、デザートにも姿を変え、食されています。

資料提供:富津甘藷キュアリング貯蔵組合